Moulin Arm Chair / Pierre Paulin

ピエール・ポランによるクラシカルデザイン

フランスを代表する偉大なデザイナー、ピエール・ポランが1954年にデザイン。以前はトーネット社のコレクションとして流通していましたが、現在はアーティフォート社から販売されているチェアです。

1960年以降のポランの彫刻的なデザインとは異なり、初期作品にみられる直線を基調としたミニマルなデザイン。フランスのジャン・ムーラン通りで考案されたことから「Moulin(ムーラン)」という名称がつけられています。

スリムなフレームに布張りの背もたれと座面という控えめでシンプル、飾り気のないデザインながらも、身体にフィットする座り心地。同時期にデザインされた「F031デスク(1953年)」とも相性抜群です。