ジャンカルロ・ピレッティの代表作、
フォールディングチェア「Plia」

1967年、ミラノの見本市で発表されたこのチェアは、当時としては新しい素材だったプラスティック製の透明なシートとスチールフレームの組み合わせ、そして、優れた構造美によって大きな注目を浴びました。

以降、全世界で700万台以上販売され、MoMAにも収蔵されているほか、数々の賞を受賞。戦後の家具デザインの世界に革命をもたらしたマスターピースです。

シートと後方脚部は、外枠のフレームに収まるよう設計され、接合部にある3つのディスクのメカニズムによって、折りたたみ時には厚さ5cm以内のフラットな形状になるミニマルなデザイン。

この構造は、現代の折りたたみチェアの原型となったことでも知られています。

1960年よりカステッリのインハウスデザイナーを務めていたピレッティが掲げたデザインモットーは、機能的、安価、省スペース、大量生産向けというものでした。

Pliaはまさにそれらを具現化した製品といえます。

Detail

3つのディスク型パーツが重なった美しい接合部。折りたたむ動作もスムーズで、構造としての完成度の高さが伺えます。

折りたたむと5cm以下のフラットな状態に。どんな状態でも美しいチェアです。

ポリカーボネート製の透明感のあるシート。カラーはクリアとスモークピンクの2色です。

クロームメッキによる美しいフレームがデザインを際立たせています。

立ち上げた状態でもスタッキングできる設計です。

床面へのダメージも安心なグライズ付き。

Lineup

Plia Chair

Chrome / Clear

More Detail

Plia Chair

Chrome / Smoke Pink

More Detail

ジャンカルロ・ピレッティ

Designer

Giancarlo Piretti

ジャンカルロ・ピレッティ|1940-

1940年イタリア、ボローニャ生まれ。ボローニャの美術アカデミー卒業後、カステッリ社のデザイナーとして勤務。 1970年代後半からエミリオ・アンバースと人間工学に基づいた椅子「バーテブラ」、「ドーサル」を共同制作し、これらのデザインはそれぞれコンパッソ・ドーロ賞とインダストリアルデザイン賞を受賞。代表作である「プリア」はニューヨーク近代美術館のコレクションにもなり、20世紀の折りたたみ椅子の名品と称され、今なお世界中で愛され続けています。

ジャンカルロ・ピレッティ