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東京・新宿区にあるアンティークショップのオーナー。
元々ドイツには馴染みがあったからか、バックボーンを知るほどにウルムスツールに愛着が。
今では相棒のように連れまわす「ウルムスツールが好きなひと」だ。

いったいこれはなんなんだ

─ ウルムスツールの第一印象はいかがでしたか?

Tさん:10年ほど前、当時勤めていた会社にvitra社製の「ウルマーホッカー(当時のウルムスツールの名称)」があったのが、初めての出会い。 特にデザインや建築などの勉強をしていなかったので、ただ四角くて棒が付いているだけの木の椅子だな、これはいったい何なのだろうと正直思いました。

─ ただのコの字型のスツールだとは確かによく言われますね。

Tさん:その後、ウルムスツールが作られた意図や時代背景、素材の使い方などを知って衝撃を受けました。 学生時代はドイツ語を専攻していたこともあって、「そういえばBAUHAUSって聞いたことあるな」くらいでしかなかったですけど、このスツールやマックス・ビルに限らず、ドイツのデザインや思想には縁があるみたいです。

どこにでもあれば、そこがしっくりくる

─ どんなふうに使用されていますか?

Tさん:自宅では主にサイドテーブルとして使っていますが、リビングやベッドサイドなど家の中の色々なところへ持って行って使うことも多いです。高い所のものを取ったり電球を交換したりするときには、踏み台としても使っています。 特定の使い方だけではなく、様々な用途で使えるところが素晴らしいなと思います。
「ただそこにある」という感じで、目立ちはしないし、なんでもないんだけれど、でもどこにでもあってほしいというかどこでも使いたいというか。

定位置はここ。読みかけの本や時計などを置いています。

子供の運動会にも出動

─ 片手で持てる軽さも魅力ですよね。

Tさん:実は、子供の運動会の時には持って行って座ったり立ったりしていたりもして、外に連れまわすこともあります。デザインから60年以上経っているのに、現代のライフスタイルでも使う場所や人を限定しない。そんなモノって他になかなかないですね。

─ 普遍的なデザインの極みかもしれませんね。

その他のウルムスツールが好きなひと



 

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METROCS

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