DF2000 Cabinet

「スペースエイジ」デザインのアイコン的製品

Reymond Loewy(レイモンド・ローウィ)がデザインを手がけたDF2000シリーズのキャビネットです。
1965年∼1969年頃まで、フランスのDubinsky Freres(ドゥビンスキー・フレー)で製造されていたもので、金型を使用したプラスチックの成形技術によって、流線形のフォルムと鮮やかな色彩を実現した、革新的なデザインです。1960年代∼70年代頃に流行を見せた「スペースエイジ」デザインのアイコン的な製品の一つで、ヴィンテージ市場においても非常に人気の高い製品ですが、出回る数が徐々に少なくなっている貴重なシリーズです。
「口紅から機関車まで」というフレーズで知られるレイモンド・ローウィは、インダストリアルデザインという世界を大きく進歩させた、20世紀を代表するプロダクトデザイナーの一人です。