INV-001 ベース / リエディションコレクション

ロンディによる歴史的アーカイブの復刻版

50年以上にわたりビトッシ社との共同制作を展開したアルド・ロンディの軌跡を辿るプロジェクトとして、1950∼70年代の作品を復刻生産した「リエディションコレクション」のひとつ。色、艶、仕上げ、形などバリエーションに富んだ、ロンディ作品の魅力を堪能できるシリーズです。

耐火性赤土を用いて轆轤(ろくろ)で成形されたベースは、1957年のオリジナルモデルを忠実に再現。上部には蝋を使った伝統的な装飾技法で描かれた水平ストライプと光沢のあるターコイズ釉薬による装飾が施され、下部はひび割れ模様が特徴的な白釉で仕上げられています。
199個限定生産で、底面にはエディションナンバーが入った希少なアイテムです。

リエディションコレクション

1950年代から1970年代にかけて、陶芸家アルド・ロンディによって生み出された、斬新で創造性にあふれる歴史的アーカイブ作品を再編集・復刻したコレクションです。
当時の型やデザインを忠実に再現しながら、現代の職人の手で一点ずつ丁寧に製作されています。モノづくりに対する絶え間ない探求と情熱から、常にその時代を表現する形を生み出したロンディの芸術性が息づく作品群です。

これらの作品は全て、イタリアにある陶器工場で熟練したセラミスト・マスターの手仕事によって作られたものです。釉薬や線、フォルムのゆらぎ等、作品に小さな不完全さがあるかもしれませんが、これは手作業での過程で生まれた証拠であり、作品自体が唯一無二のものである証です。ハンドメイド品の魅力・個性としてご理解ください。

製作風景がご覧いただける動画はこちら→　Bitossi Ceramiche by Artemest(動画サイトvimeoのページが開きます)

作品の底面には、オリジナル作品のリミテッドエディションナンバーと、ビトッシ社の原点を示す伝統的な呼称「Cav. G. Bitossi & Figli(カヴァリエーレ・ジー・ビトッシ&フィーリ)」が記されています。
また、オリジナル作品は、Cav. G. Bitossi & Figli史芸術永久コレクションおよびモンテルーポ・フィオレンティーノ市工業芸術博物館に収蔵されています。