芹沢銈介 風呂敷 いろは文

偉大な美の軌跡「芹沢模様」

20世紀の日本を代表する染色工芸家・芹沢銈介の図案をあしらった手染め風呂敷です。
芹沢銈介は型染めの技法を発展させ、独自の型絵染めを完成。1956年重要無形文化財(人間国宝)認定、1976年には文化功労者に選ばれました。
その多彩な美の世界は「類に稀な芸術の高み」と絶賛され、今や世界のSERIZAWAとして名を高めています。沖縄で学んだ紅型の影響を受けた力強く大胆な構成と鮮やかな色使い、そして強い個性と豊かな創造力にあふれた作品は、今なお人々の心を魅了しつづけています。

カラフルないろは文字がダイナミックにあしらわれた図案です。芹沢がとりわけ好んで使ったのが「いろは」48文字。ひらがなを散らしてつなげ、大きな一つの網目模様のように描いたこの図案は当初着物の生地として仕立てられ、氏の代表作の一つとなりました。日本の文字の味わい深さを存分に楽しむことができます。生地は薄手のポリエステルで使いやすいのも魅力です。
風呂敷としてはもちろん、額に入れてパネルとしてもオススメです。