2000台限定生産!オールホワイトの「BELLEVUE」
デンマークを代表するデザイナー、アルネ・ヤコブセンの名作クロック「ステーション」の数量限定モデル、【ベルビュー】です。
1930年代にアルネ・ヤコブセンが開発を手掛けたクランペンボー・ベルビュービーチ一帯、通称「アルネ・ヤコブセンの白い街」にオマージュを捧げたオールホワイト仕様。その代表的な建築のひとつであるベラヴィスタ集合住宅等、ヤコブセンが使用していた美観性に優れた白の漆喰から着想を得て、これまで約15年のブランド展開の中で使用されていない、初のマットホワイトケースを採用。文字盤、針までも全て同色のホワイトで統一しました。
全世界、初回2,000台のみの生産。次回生産は未定の希少な限定アイテムです。
「アルネ・ヤコブセンの白い街」
コペンハーゲンから電車に乗り北へ20分ほど揺られた先に、その建築群は現れます。
1930年代、アルネ・ヤコブセンはクランペンボー・ベルビュービーチ一帯の大規模なリゾート開発を手掛け、壮大なモダニズムのビジョンを実現しました。
1938年の完成までに、【ベルビュー・ビーチ・バス】【ベラヴィスタ集合住宅】【ベルビューシアター】【テキサコ・ガスステーション】という象徴的な4つの建築を手掛け、その全てがデンマーク機能主義建築の重要な作品となっています。
白い外観、機能的なレイアウト、そして鮮明なキュビズム的形状を特徴とするこれらの建物は、ドイツのバウハウスとスイスの建築家ル・コルビュジエが先導した新しい建築潮流の初期の傑作と言えるでしょう。その後、この一帯に「アルネ・ヤコブセンの白い街」というニックネームが付けられました。
巨匠ヤコブセンの名作「STATION」
シンプルで分かりやすいスタンダードなフォントを使用し、ドイツの技術規格に基づいてデザインされたテーブルクロック「ステーション」。
ラウリッツ・クヌーセン社によって高く評価されたこのデザインは、デンマークの鉄道の駅で使われるクロックに採用され、一気に国内の鉄道駅に普及していきました。このクロックはそのデザインをモチーフに作られています。当時の技術では出せなかった、ヤコブセンが抱いていたイメージに近いアラーム電子音を作ることに成功し、それが採用されています。独特のカーブを持つ文字盤も再現され、ケースはガラスからアクリルに変更。またLEDライト、スヌーズなど現代に合わせた優れた機能の追加がされています。
ヤコブセンの意思を受け継ぎ、細部にまでこだわった設計がなされた製品です。