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ハラダ マホ

練り上げ

有田窯業大学校卒業後、会田雄亮研究所に入所。その後出身地の熊本県にて窯を設立し、独立。陶器の中でも根気が要るといわれる「練り上げ技法」は色土を幾重にも積んで模様を作って行くため、接着面が馴染むのに1ヶ月~3ヶ月の寝かしが必要。そのような過程の中、彼女の作り出す独特な幾何学模様はより高度な技術と手間を要する。パステル調の色合いや、白黒のシンプルなパターンなど、軽やかでやわらかい表情が支持されている。

練り上げとは?


柄を作る際、釉薬などで着色するのでなく、顔料を練り込んだ色粘土から模様のついた板を作り、それを型にあて成型。模様が裏まで通っているのが特徴。