Photo:Masatoshi Takahashi, Styling:Yumi Nakata

バウハウスの概念を象徴する名作

1953年、旧西ドイツのウルムに開設された「ウルム造形大学」は、バウハウスの理念を継承する革新的な教育機関でした。1954年この大学の初代学長を務めたマックス・ビルと当時ビルのアシスタントを勤めていたハンス・ギュジョロは、学生達のために腰を下ろす何らかの道具を考えました。仕事机や講義、カフェテラスなどに使えるスツール、サイドテーブル、持ち歩く機能や書籍をのせるトレイなど、多目的な要素をデザインに集約し「ウルム スツール」は生まれました。

無駄な機能やデザインを削ぎ落とした、まさにバウハウスの概念をそのまま受け継いだ象徴的スツールと言われています。

Product Story

バウハウスの理念を継承するものとして、1953年西ドイツに設立されたウルム造形大学。初代学長のマックス・ビルは、当時アシスタントを勤めていたハンス・ギュジョロとともに、学生達のための腰を下ろす道具を考え、誕生したのが「ウルムスツール」です。

ピエール・ポラン CM141

ウルム造形大学で教鞭を取るビル。教科書を置く台としてウルムスツールを使用している様子。

ピエール・ポラン

生徒たちも皆、ウルムスツールに腰掛けてビルの授業を受けています。

ピエール・ポラン

学内の実習室。作業に励む学生たちの傍らには一人1台のウルムスツールが見えます。

ピエール・ポラン

簡単に持ち運べるウルムスツール。学生寮でも重宝していたようです。

ピエール・ポラン

学内のバー。奥に見えるテーブルにはウルムスツールが合わせられています。

ピエール・ポラン

学内で食事を楽しむ学生たち。彼らの生活には当然のようにウルムスツールが寄り添っていたようです。

Scene

時にはスツール、時にはサイドテーブルに、その用途は発想次第。様々なシーンでフレキシブルに活躍するスツールという名の道具です。

ウルムスツール

ダイニングでのサブチェアとして

ウルムスツール

場所を選ばない省スペース設計

ウルムスツール

インテリアに馴染む洗練された存在感

ウルムスツール

小物のディスプレイに

ウルムスツール

リビングの収納にも

ウルムスツール

スタックして収納棚に

ウルムスツール

玄関スペースもすっきり

ウルムスツール

フットレストとしても

ウルムスツール

軽量ながらもしっかりとしたつくり

ウルムスツール

ベッドサイドのナイトテーブルとして

ウルムスツール

どんなテイストにも合うシンプルデザイン

ウルムスツール

公共施設でもフレキシブルに

Interview

ウルムスツールが好きなひとにお話を伺いました。

ウルムスツール

表参道の裏通りにある一軒家のサロン

ウルムスツール

北海道・十勝で家具工場を営んでいるご夫婦

ウルムスツール

東京・新宿区にあるアンティークショップのオーナー

Detail

ウルムスツール

バウハウスの理念が反映されたミニマムデザイン

極限までにシンプルなコの字型。合理的で機能的なバウハウスの理念が反映された無駄のない美しさが光ります。

ウルムスツール

釘を一切使わない木組み工法

座面と側面の板は「組継ぎ」という工法で接合。強度に優れ、反りやねじれを防ぐ木工技術です。

ウルムスツール

脚部は強度のある材質であるビーチを「相互矧(は)ぎ」という工法で接合。エッジ部が僅かに削られており、シャープなラインをより美しく魅せる工夫が施されています。

ウルムスツール

貫(丸棒)は「ほぞ継ぎ」で接合。この部分にも丈夫なビーチ材を使用。隙間なく美しい仕上がりに技術の高さがうかがえます。

ウルムスツール

柔らかい木種のスプルースを使用した木目が美しく、無塗装ならではのナチュラルな印象はどんな空間にもマッチします。

ウルムスツール

無塗装のため、経年によって味わい深い色合いへと変わっていきます。使い古す良さがあるプロダクトです。

ウルムスツール

天板裏にはマックス・ビルのサインが印字されています。このサインは正規品の証です。

ウルムスツール

片手でひょいと持ち上がる軽さ(約2.1kg)は持ち運びに適しています。※カラーモデルは約4.2kg

ウルムスツール

ウルムスツールをアイコン化したパッケージデザイン。

ウルムスツール

耐荷重は400kg。試験の結果、上面の荷重は2トン、側面は1トンを超える耐久性が実証されています。

ウルムスツール

スイス国内で徹底された品質管理のもと製造。有害物質であるホルムアルデヒドを含まない接着剤を使用しているので、安心してお使いいただけます。

ウルムスツール

Lineup

ウルムスツール

Ulm Stool

Max Bill 1954

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マックス・ビル

Designer

マックス・ビル

マックス・ビル|1908-1994

画家、彫刻家、グラフィックアーティスト、建築家、そして後には工業デザイナーの顔ももつバウハウスを代表するマルチクリエーター。
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He worked as a painter, sculptor, graphic artist and architect, and later he even worked as an industrial designer. This multi-creator also represented Bauhaus.

マックス・ビル

Product

マックス・ビル/バリエーション1

Variation 1
1935

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マックス・ビル/バリエーション12

Variation 12
1935

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マックス・ビル/カラーホイール

color wheel.
1970

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マックス・ビル/カラフルアクセンツ

colorful accents.
1946

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マックス・ビル/クワイエット

quiet.
1948

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マックス・ビル/リストウォッチ

max bill by JUNGHANS max bill edition 2017
2017

マックス・ビル/リストウォッチ

max bill by JUNGHANS 027 3400 00
1962

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マックス・ビル/リストウォッチ

max bill by JUNGHANS 027 3701 00
1962

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マックス・ビル/リストウォッチ

max bill by JUNGHANS 027 3501 00
1962

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マックス・ビル/ウォールクロック

max bill by JUNGHANS 367 6046 00
1956

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マックス・ビル/ウォールクロック

max bill by JUNGHANS 367 6048 00
1956

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マックス・ビル/キッチンクロック

max bill by JUNGHANS 362 1100.00
1956

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マックス・ビル/テーブルクロック

max bill by JUNGHANS 363 2210 00
1958

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マックス・ビル/ポスターデザイン

L'ESPRIT NOUVEAU
1987

マックス・ビル/ポスターデザイン

Look at
1972

マックス・ビル/ポスターデザイン

kunsthalle hamburger und MKG
1976

マックス・ビル/ポスターデザイン

AKADEMIE DER KUNSTE
1976

マックス・ビル/ポスターデザイン

erker galerie
1983

マックス・ビル/ポスターデザイン

25 jazz festival
1991