バウハウスの理念を受け継ぐウルム造形大学の設立に尽力し初代学長に就任。
画家、彫刻家や建築家として幅広い分野で活躍したマルチクリエーター、マックス・ビル。 メトロクスにて取り扱い中のプロダクトを氏のプロフィールとともにご紹介します。マックス・ビル財団の監修のもとに制作されたメトロクス オリジナルアイテム。
日本国内での試作とスイスでのチェックを何度も繰り返し、 マックス・ビルの緻密な数学的構成や鮮やかな色彩を再現しました。 マックス・ビルの新しいマスターピースです。正規輸入代理店として取り扱うアイテムをはじめ、
メトロクスではマックス・ビル関連のさまざまなアイテムを取り扱っています。1990
Vintage
1993
Vintage
2015
Vintage
1983
Vintage
max bill
1908 - 1994
スイス、ヴィンタートウール生まれ。1994年没。マックス・ビルの名前は、コンクリートアートや環境デザインと結びつくことが多いが、彼はいわば多方面で活躍したスイス人「ユニバーサル・クリエーター」だ。
1924年から1927年にかけてチューリッヒで彫金の修業をし、その後、バウハウスでカンディンスキーやクレーのもとで学ぶ。1929年以降、画家、彫刻家、グラフィックアーティスト、建築家、そして後には工業デザイナーの顔ももつことになるが、当初は画家としての活動がメインだった。この時期の幾何学的且つ抽象的な作品の一つとして、「一つのテーマに対する15のバリエーション」(1935年-1938年)がある。
バウハウスの精神を継ぐべく、ウルム造形大学設立にも尽力した。彼の言葉を引用する。「アートはかなりの部分、数学的思考によって作ることができると考える。私は数学を数字と記号のみを使った科学とみなすが、一方、アートは美の研究あるいは理論である美学を扱う、美に対する心理的反応であると思う。即ち、(アートは)数学のアンチテーゼなのだ」現代美術の主要コレクションにマックス・ビルの作品は欠かせない。
Bauhaus
1919年にドイツ・ヴァイマルに設立されたデザイン学校。建築、工芸、美術、写真など総合的な教育を行ったが、ナチスの圧力により、33年閉校。活動期間はわずか14年間だったが、その後のデザイン活動に大きな影響を与えた。デッサウの校舎は初代学長ヴァルター・グロピウスの設計によるもの。
Ulm School of Design
1953年に設立されたドイツのデザイン学校。初代学長はマックス・ビル。バウハウスの精神を受け継ぎ、プロダクトデザイン、建築、ヴィジュアル・コミュニケーションなどの教育を行い、多岐にわたるデザイン活動や企業とのコラボレーションを積極的に行い、バウハウス同様に活動期間は短いが、後のデザイン界に与えた影響は大きい。
1950s
JUNGHANS
1949
wohnbedarf
1951
Novelectric
1944
Patria
メトロクスでは様々なエキシビションの開催や関連書籍の蒐集を通して、
マックスビルの製作活動や多方面における功績などをご紹介しています。Exhibition | 2007
彫刻、グラフィック、建築、工業デザインなど多方面で活躍したスイス人クリエーター、マックス・ビル。その活動には、アートにおいても「法則性」と「論理」で追究する創作過程がありました。メトロクスでは、氏の活動を回顧するエキシビションを開催、リトグラフやシルクスクリーンによる希少なオリジナル作品の数々をメインに、現行プロダクトを一同に展示しました。
Exhibition | 2014
マックス・ビルのグラフィックを元にしたグラフィックラグとウルムスツールのカラーモデルの発売開始を記念し、「Graphics マックス・ビルと暮らす。」と題してメトロクスが考えるライフスタイル+アートをご提案しました。海外で買い付けたマックス・ビルのヴィンテージポスターも展示販売し、店内はマックス・ビル一色となりました。
Event | 2019
2018年12月22日にマックス・ビルは生誕110周年を迎えました。これを記念して「max bill 110th anniversary」と題したアニバーサリーイベントを2019年1月よりスタート。新商品や記念プロダクトの発表など、1年を通してマックス・ビルのデザインやその魅力をお届けする様々なイベントを発信しました。