戦後のドイツ建築・デザイン界で活躍し、デザイン史において最も大きな影響を与えた建築家 エゴン・アイアーマン。
日本では建築家としての仕事より家具デザインの認知度が高く、ドイツのチャールズ・イームズとも呼ばれています。
無駄な装飾を一切排除することでデザインに機能を持たせるなど、構造に対するアーキテクトなアプローチで多くのプロダクトを輩出。
1950年代のデザインでありながらも、建築やモダンデザインに精通する層からは今もなお熱い支持を得ています。
Designer
エゴン・アイアーマン|1904-1970
ドイツ、ポツダム生まれ。ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム記念教会をはじめ、国会議事堂(ボン)、ドイツ領事館(ワシントン)、オリヴェッティタワー(フランクフルト)などの建築を手掛ける。1958年のブリュッセル万国博のドイツパビリオンで国内外にその名を轟かせた。カールスルーエ工科大学にて教授を務め、ロンドンの英国王立建築協会の名誉会員にも選出されている。BDAドイツ建築家協会大賞やドイツ連邦政府プール・ル・メリット勲章などを受賞。戦後のドイツ建築、デザイン界に大きな影響を与えた最も有名な建築家・プロダクトデザイナーの一人である。
Worked in the worlds of architecture and design in post-war Germany, he was the most influential architect in the history of German design. He is also known as the German version of Charles Eames.