Photo:Masatoshi Takahashi, Styling:Yumi Nakata, Cooperation:Studio Noi
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半世紀もの間、デザインの改良を積み重ねてきた孤高の椅子─。
1960年、ミラノトリエンナーレ。会場構成を坂倉準三建築研究所が担当、当時研究所の所員であった長大作は家具デザインを手掛けました。そこで発表されたのが日本初のラケット構造(駒入れ加工)を用いた「小椅子」です。始まりは、ジャン・プルーヴェの作品に触発された坂倉準三が試作した木製の椅子。
それから「小椅子」のリ・デザインはいつしか長大作のライフワークとなるほどに、幾度となくデザインの改良が行われました。この椅子が使われる場所や条件に合わせて都度改良され、人々の要望に応えたモデルも生まれます。