ウルムスツール 引出し付
Max Bill 1962 | wohnbedarf
バウハウスの概念を象徴するスツール
1953年、旧西ドイツのウルムに開設された「ウルム造形大学」は、バウハウスの理念を継承する革新的な教育機関でした。1954年この大学の初代学長を務めたマックス・ビルと当時ビルのアシスタントを勤めていたハンス・グジェロは、学生達のために腰を下ろす何らかの道具を考えました。仕事机や講義、カフェテラスなどに使えるスツール、サイドテーブル、持ち歩く機能や書籍をのせるトレイなど、多目的な要素をデザインに集約し「ウルム スツール(ウルマーホッカー)」は生まれました。
無駄な機能やデザインを削ぎ落とした、まさにバウハウスの概念をそのまま受け継いだ象徴的スツールと言われています。
仕事机や講義、カフェテラスなどに使えるスツール、サイドテーブル、スタッキングシェルフのように積み重ねたり、マガジンラックにしたり、横棒は持ち運ぶときに取っ手になったり。多目的な要素がデザインに集約されています。
1962年、マックス・ビルはウルムスツールの進化モデルとして「Schubladenhocker(引出しスツール)」を設計しました。当時、引出し部分は1本の貫木で支えられていましたが、現行モデルでは貫木が2本に改良され、抜け落ちないように木製のダボが施されました。シンプルなフォルムと素材、そして、釘を使わない造りをそのままに、生活の中でフレキシブルに使用できる高い実用性を備えたスツールです。
無駄な機能やデザインを削ぎ落とした、まさにバウハウスの概念をそのまま受け継いだ象徴的スツールと言われています。
釘を一切使わない木組み工法
座面と側面の板は、強度に優れ、反りやねじれを防ぐ木工技術である「組継ぎ」という工法で接合されています。脚部は強度のあるビーチ材を「相互矧(は)ぎ」という工法で接合。エッジ部が僅かに削られており、シャープなラインをより美しく魅せる工夫が施されています。横棒は「くさび細継ぎ」で接合。この部分にも丈夫なビーチ材を使用を使用しています。時にはスツール、時にはサイドテーブルに
極限までにシンプルなコの字型。置き方や用途は発想次第。仕事机や講義、カフェテラスなどに使えるスツール、サイドテーブル、スタッキングシェルフのように積み重ねたり、マガジンラックにしたり、横棒は持ち運ぶときに取っ手になったり。多目的な要素がデザインに集約されています。
1962年、マックス・ビルはウルムスツールの進化モデルとして「Schubladenhocker(引出しスツール)」を設計しました。当時、引出し部分は1本の貫木で支えられていましたが、現行モデルでは貫木が2本に改良され、抜け落ちないように木製のダボが施されました。シンプルなフォルムと素材、そして、釘を使わない造りをそのままに、生活の中でフレキシブルに使用できる高い実用性を備えたスツールです。
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