清岡幸道

大阪芸術大学で陶芸を専攻。滋賀県立陶芸の森研修生を経て製陶所にてデザイン・製作などを担当した後、独立しました。元来耐火性に富み、可塑性とともに腰が強いといわれる信楽の土と釉薬を用いて作られている器は、従来の信楽焼のイメージを覆すシャープなフォルムが特徴です。力強さと繊細さを併せ持った作品は評価も高く、個展、グループ展など国内外で精力的に活動を行っています。これからの信楽を代表する作家の一人として活躍が期待されています。

主な活動暦

1993年
大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻卒業
1996年
滋賀県立陶芸の森研修生となる
2008年
製陶所勤務後独立
陶林春窯(多治見)個展
2010年
SHIZEN(東京)、うつわクウ(芦屋)、yido gallary (ソウル)にて個展
2011年
松屋銀座にて個展
2012年
メトロクスにて「モヨウとカタチ」展開催

信楽焼とは?

滋賀県甲賀市信楽町を中心に作られている陶磁器です。耐火性に富んだ良質の陶土が豊富で、古くから陶磁器の産地として知られていました。関西と東海を結ぶ交通路でもあり、茶湯の中心であった京や奈良にも近いことから、茶陶信楽焼として発展を遂げました。狸の置物が有名で、「他を抜く」ということから商売繁盛の意味でお店の軒先に置かれることがあります。信楽焼八相縁起に因んで太った狸が編み笠をかぶり、首をかしげながら右手に徳利、左手に通帳を持って立っている「酒買い小僧」が定番となっています。1976年には伝統工芸品にも認定されました。日本六古窯の一つにも数えられています。