大橋重臣

大橋重臣さんの工房にお邪魔しました。

こんにちは。メトロクス・タカハシです。
先週、九州出張で大分県別府市に行ってきました。

SKランプ
別府は竹細工の歴史が深い町で、エヌクラフツのSKランプを製作して頂いている竹細工
の作家さんも別府を拠点に活動されている方は多いです。

今回は、そんな竹細工職人の一人、大橋重臣さんの工房にもおじゃましてきました。
大橋さんは2015年にメトロクスで開催したエキシビション「bamboo works世代と国境を
越える竹工芸」のときもお世話になった作家さんです。
大橋さん工房
この日の工房内には製作途中の竹のランプシェードがたくさんありました。
大橋さんは日用品はもちろん、スケールの大きいモニュメントもお作りになられています。
写真はお見せできませんが、工房内には大型モニュメントの試作サンプルとして
縮小サイズで作られていた模型もあり、独創的な造詣には竹という素材に無限の
可能性を感じずにはいられません。

大橋さん工房2
壁にも所狭しと竹かごやざるなど大橋さんの作品が置かれています。

大橋さん工房
おもてなし頂いた応接間には、マックス・ビルのヴィンテージポスターも!
その周りには大分の山で拾ったという蜂の巣や鳥の巣、鹿の角から落ち葉まで、自然が
作り出した造詣がいっぱいです。最近はお子さんが山で拾ってくることもあるんだとか。

大橋さんの人柄とセンスが感じられる素敵な工房でした。

別府には別府市竹細工伝統産業会館という竹の工芸品から美術品を
多く所蔵されている施設もありますので、大分県に行かれる際には是非お立ち寄りください。

大分県別府に行ってきました

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こんにちは、メトロクス・フクオカです。
竹細工の土地として知られる大分県別府に行ってきました。

エヌクラフツSKランプ制作に携わっていただいている竹細工の作家さんたちも
みなさん、別府で活動されています。

<別府竹細工の歴史>
別府竹細工の起源について「日本書紀」の記述によると、人皇12代景行天皇が
九州熊襲征伐の帰りに別府に立ち寄った際、お供の膳伴(台所方)が、良質の
シノダケが多いことを発見し、メゴ(茶碗籠)をつくったことがはじまりとさ
れています。 本格的に工芸品として扱われるようになったのは室町時代からだ
とされ、行商用の籠が販売のために生産されるようになり、竹細工の市場が整
備されていきました。
昭和13年には大分県工業試験場別府工芸指導所(現 大分県立竹工芸訓練
センターの前身)が大分県により設立されました。そして今日においても、
日本で唯一の竹工芸の専門訓練校として、多くの技術者を輩出し続けています。
(別府市竹細工伝統産業会館より引用)

 

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というわけで、大分県立竹工芸訓練センターにおじゃましてきました。

 

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2年制、定員10名。狭き門のようです。
訪問したときは1年生の方々がせっせと作業をしていらっしゃいました。
みなさん黙々と手を動かしておられ、集中されているようすでした。

 

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油抜きをした竹を乾燥しています。約6メートル!
この長さを竹を釜でゆでて油抜きするそうです。

 

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余分な油分を抜くこと事により、汚れ落とし、ツヤだし、カビ防止という作用があり、
耐久性を高める効果があるのです。
乾燥の終わった竹は竹倉庫で保管されます。

 

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作るものの長さに合わせて、竹ひごに加工。1本1本、手作業です。
力も要れば根気も要る作業!

 

釜定 組鍋 大

やっとこれで編める状態の竹に。ここから編みの作業に入っていきます。
ひとことに竹細工といっても、作るだけではなく、材料の調達から始まり、
編むまでの下準備にはこれだけの手間がかけられているんですね。

 

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センターの中には様々な工芸品が展示されたスペースも。

 

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これはいろんな編み方の見本。
編みによって生まれる模様はグラフィックアートのよう。

 

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豆腐かご。とても綺麗です。今は豆腐を入れることはしないですが、様々な収納に使えそうですね。
これのワークショップがあったらやってみたいな~

 

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手作業では困難な特殊な加工用の機械がたくさん。卒業生も時間貸しで使用できるとのことで、
作家さん同士の交流の場にもなっているようです。

 

 

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何十年も前の卒業制作。迫力がありました。

 

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次に別府市竹細工伝統産業会館へ。撮影不可なのでエントランス付近のみの写真だけ。
海外では、美術品(アートピース)としての需要があるそうで、普段見慣れた「道具」とは違う
「オブジェ」がたくさんありました。どれも細工が細かくて惚れ惚れ…

 

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竹に限らず、工芸品の魅力はやはり、手作業で作り手の想いが入っているところ。
竹細工については、目を見張る細かな細工や、竹を裂いて竹ひごにし、それを編むことで
立体にしていく、しかもその過程で文様まで生み出すということに感服しました。

以上、竹工芸の魅力について触れた日でした。

 

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エヌクラフツの竹製品はこちら
SKランプ(生産地:大分県別府)

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竹のカトラリー(生産地:大分県由布)

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保存

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保存

保存

保存

bamboo works、竹雑貨と展示の様子をご紹介します

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

こんにちは、メトロクス・フクオカです。

先日からご案内しておりましたエキシビジョン

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸」がメトロクスにて好評開催中、

近藤昭作先生も連日在廊していただいており、賑わっています。

今日は少しだけ展示の様子をご紹介いたします。

 

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

展示物についてくわしく説明してくださる近藤先生。

 

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

50年も前に作られた味わい深くなったものから最新のものまで

様々なデザインのシェードが並びます。

 

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

和紙を使ったシェード。

 

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

「竹=和」というイメージが強いですが、本展ではイサム・ノグチや

アンジェロ・マンジャロッティといったデザイン界の巨匠が手がけた

モダンなプロダクトもご覧いただけます。

写真はマンジャロッティのディフューザ。

 

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

竹の編み目が美しいパネルアート。

 

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

近藤先生セレクトの関連書籍は手にとってお読みいただけます。

 

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

実用性の高いかご。お買い求めいただけます。

 

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸

素朴な風合いがすてきな竹のカトラリー。こちらも販売しています。

 

照明以外の雑貨品の販売商品の一部はこちら。
bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
BAICA TENTA ¥3,888 / 大橋重臣 SEN 3 ¥3,780
大橋重臣 SEN 5 ¥5,400 / 大橋重臣 レモンカーブバスケット(小入れ麻の葉)¥8,100

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
大橋重臣 レモンカーブバスケット(麻の葉)¥8,100 / 大橋重臣 亀甲盛篭 ¥7,560
大橋重臣 共縁バスケット(小)¥3,240 / 大橋重臣 共縁バスケット(中)¥8,640

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
大橋重臣 三本寄せ亀甲盛皿 ¥15,200 / 大橋重臣 四つ目崩し盛篭(角・小)¥4,860
大橋重臣 四つ目崩し盛篭(角・中)¥7,020 / 大橋重臣 四つ目崩し盛篭(角・大)¥9,180

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
大橋重臣 四つ目崩し盛篭(長角・小)¥5,940 / 大橋重臣 二本寄せ亀甲盛皿 ¥9,720
遠藤元 青竹丸バスケット ¥16,200 / 芝田麻衣子 八つ目バッグA4 ¥24,840

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
中村さとみ 竹と木の盛り籠 ¥7,000 / 中村さとみ テーブルカトラリー ¥2,500~
中村さとみ アイスクリームスプーン まる ¥1,080 / 中村さとみ アイスクリームスプーン まる/ロング ¥1,080

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
中村さとみ さじ/かく ¥1,300 / 中村さとみ さじ/まる ¥1,300
中村さとみ ジャムスプーン小 ¥1,700 / 中村さとみ ジャムスプーン大 ¥2,700

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
中村さとみ はさみ¥7,000 / 中村さとみ バターナイフ小 ¥1,700
中村さとみ バターナイフ大 ¥2,700 / 中村さとみ おとな箸 ¥1,400

bamboo works 世代と国境を越える竹工芸
中村さとみ こども箸 ¥1,200 / 中村さとみ 菜箸 ¥1,700 /中村さとみ 箸置き ¥600

エキシビジョンは11月3日(火・祝)まで開催中です。ご来場お待ちしております。
※10月28日(水)~30日(金)は設営のため、休業となります。

bamboo works いよいよ開催間近です

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

以前から、ブログやフェイスブックで告知してきたエキシビション「bamboo works
世代と国境を越える竹工芸」
ですが、いよいよ今週末24日から開催が迫ってきました。

今日のブログではエキシビションの内容についてご紹介していきたいと思います。

bamboo worksではSKランプのデザイナーでもあり、クラフトデザインにおいて竹を
用いた照明作りの第一人者である「近藤 昭作氏」と大分県別府市で設立された若手
竹職人グループ「BAICA」にスポットを当ててその作品とデザインワークを
紹介していきます。

近藤昭作
近藤昭作氏は戦後、多くの「竹のあかり」を生み出し、今日のクラフトデザインに
大きな影響を与えました。近藤氏のデザインする照明は竹を主材として作られる作品が
多いですが、近藤氏の「竹のあかり」の登場の前は竹は構造材としての役割が多く主体は
和紙によるものでした。昔からある行灯(あんどん)等はその代表格ですね。
現在、ジャパニーズデザインの照明といえばイサム・ノグチの「akari」シリーズが
有名ですが、個人的にはそれに対を成すジャパニーズデザインの名作としての存在が
「竹のあかり」だと思います。

baica
そして、BAICAは「竹細工の伝統的な知性の継承、革新を付け加えながら、
将来の自立への訓練の場となることを目的」に誕生した若手竹作家のグループです。
竹細工業界では職人の高齢化が進み若い職人が育たず技術が失われていくという
悪循環の中にありました。 そこで、BAICAでは、そんな取り巻く環境を
変えようと先人からの伝統的な知性の継承を図りながら技術と美的品質を向上させ、
また、技術・デザイン・経済の訓練の場としても機能する
「自発的学工房」として結成されました。
これまでアンジェロ・マンジャロッティとの共同デザインや、竹工芸会の巨匠
早野久雄の復刻事業など国内外問わず活動しています。

近藤昭昨氏のSKランプも元々は2008年に職人の高齢化により生産が終了となった
作品を大分の若手竹職人に技術伝承を図ることで復刻が実現した商品です。
bamboo worksのサブタイトルにある「世代と国境を越える竹工芸」の通り竹工芸会の
重鎮と若手竹職人、さらには海外のモダニズムの巨匠らも魅せられた竹工芸も魅力を
お伝えしていきます。

また、bamboo worksの開催にあたって、近藤昭作氏のSKランプに加わる新モデル
大分の5名の若手竹作家が手がけた竹のパネルアート作品の発表の場ともなります。
発売はもう少し先ですがご予約も承っておりますので、そちらも見どころの一つです。

それでは、bamboo worksにて展示する作品の中から一部を紹介してまいります。

SKランプサンプル
こちらは、パネルアート作品にも見えますが、実はSKランプの製作工程サンプルです。
放射状に広がる竹編はこのままでも魅力的です。
このほかに、約35年前に作られたSKランプの同形モデルを一緒に展示し、
製作工程から経年変化までご覧いただけます。

DIFFUSA
こちらの照明はBAICAとアンジェロ・マンジャロッティの共作デザインによる「DIFFUSA」。
大橋氏がマンジャロッティに「Lesbo」のような美しい照明を竹で作ってみたいと
話したことから、マンジャロッティがデザインを手掛けた作品です。 ※参考商品

DIFFUSA
ござ目編と呼ばれる編み方で作られています。
マンジャロッティらしい彫刻的なフォルムが魅力的ですね。

そして、会期中は近藤昭作氏の当時のデッドストックの作品も販売しています。
竹のあかり 菱四つ目 スタンドライト
こちらは近藤氏を象徴する菱四つ目という編み方で作られたスタンドランプ。
竹を通して光の広がりが幻想的です。 価格:¥59,400(税込)

竹のあかり 菱四つ目 スタンドライト
近くで見ると薄い竹が透けるほど竹が薄く割かれているのが分かります。
無駄のないミニマルなデザインは和室はもちろん、モダニズムのインテリアに合わせて
コーディネートして頂くこともおススメです。

この他、会期中は近藤氏のペンダントライト5種とスタンドライト2種を販売いたします。
価格:¥59,400~¥108,000(税込)
どれも1点のみの作品となっておりますので是非、店頭までお越しになられてください。

BAICAプロダクト
そして竹のあかりの他にも竹かごやカトラリー、モビール等、竹のプロダクトを集めています。

大橋重臣_レモンカーブバスケット(小入れ麻の葉)
大橋重臣 レモンカーブバスケット(小入れ麻の葉):¥8,100(税込)

大橋重臣_SEN-5
大橋重臣 SEN 5(モビール):¥5,400(税込)

中村さとみ_バターナイフ、ジャムスプーン
中村さとみ バターナイフ/ジャムスプーン:¥1,700(小)¥2,700(大)

紹介した作品は一部ですが、5名の作家による30種以上の竹のプロダクトをご覧頂けます。
それぞれ作家さんの個性が出たデザインでずっと見ていられそうです。

四海波 花籠
10月31日、11月1日に開催するワークショップ「四海波 花籠」も11月1日はまだ空きが
ありますので、興味が有る方は是非ご参加ください。
⇒お申込みはこちらから

竹のあかり
bamboo worksは竹の照明がメインのエキシビションですので、少し日が落ちてからが
一番きれいに見える時間かもしれません。(こちらも展示作品の一つです)
会期中は通常定休となる日曜、祝日も営業しておりますので、普段お越し頂けない方も
是非この機会にご来店頂けると幸いです。

※10月28日(水)~30日(金)はレセプションパーティ及びワークショップの設営の為、
休業となりますのでご注意ください

※会期中は近藤昭作氏も午後から在郎予定となります。

このブログで全てはお見せできませんが、会期中はメトロクスが竹の照明と
プロダクトでいっぱいになります。皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております。

ワークショップ 四海波 花籠(しかいなみ はなかご)

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

今日は以前のブログでも取り上げたワークショップ「四海波 花籠」について、
より詳しくお伝えしていきます。

ワークショップメイン画像
四海波というのは竹かごの編み方の1種でたくさんの種類がある竹かごの編み方の
中でも初心者向けの編み方です。

初心者向けといっても見た感じ、とても複雑そうですが、BAICA主宰で今回のワーク
ショップでご指導をお願いする大橋重臣さんにお聞きしたところ、編み上げるだけなら
初心者の人でも1時間半から2時間で作ることができるそう。
上手い人だと1時間で作り上げてしまう人もいるそうです。

花籠1
大橋さんはこれまで竹細工のワークショップの指導を多く手がけてこられた方ですので、
手先に自身がない方でもきっと上手に指導して頂けると思います。

竹かごを編むには、本来、竹を割いて、あらかじめ水に浸して柔らかくしておく必要が
あるのですが、今回のワークショップでは水につけて竹を柔らかくしておく段階までは
こちらで準備を行います。

参加者の皆さんには大橋さんの指導のもとに
竹ひごを編み始めるところから始めて花籠を形作ってもらいます。

出来上がった花籠はお持ち帰り頂き自宅でご使用頂けます。
これからの季節お正月飾りとしても使えそうですね!

使用イメージ
サイズも小ぶりなので、玄関先やテーブル、デスクの上に飾っても絵になります。

使用イメージ
本来の花籠としての用途のほかにも小物入れとして使ったりしても面白いと思いますよ。

ご参加頂く為には申し込み用サイトかもしくは、お電話にて事前にご予約を頂く
必要があります。現在、10月31日の第1回目2回目は既に満席となりましたが、
31日の第3回目(16:00~18:00)11月1日の第1回目(10:00~12:00時)
2回目(13:30~15:30)第3回目(16:00~18:00)はまだ空きがありますので、
ふるってご参加ください。