伝統工芸

秋のテーブルウェア

こんにちは、メトロクス マチダです。

ようやく涼しくなり、秋の気配がしてきました。

モンブランやスイートポテトがおいしい季節で今からわくわくしています。
本日は秋にぴったりなこっくりカラーのテーブルウェアをご紹介致します。
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こちらのランチョンマットとして使用しているのは、宮井 刺子風呂敷 十字刺子です。
渋い濃紺がスイーツを引き立たせますね。

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並べるとテーブルセンターのような使い方もできます。
しっかりした木綿地なので、洗ってもへたれません。

そんな和のランチョンマットには竹のカトラリーを合わせるとしっくりきます。
甲斐のぶお工房 子供フォークは、ケーキを頂くのににぴったりなサイズ。

材質は大分県産の孟宗竹で、しなやかでつるりとしていて手に馴染みます。
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遅く起きた日曜日の朝ごはんにも、

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3時のティータイムなど、いろんなシチュエーションで活躍してくれます。

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ウレタン塗装してあるので、傷もつきにくくお手入れ簡単です。
竹製品というと硬いイメージを持っていましたが、
甲斐のぶおさんのカトラリーは自然素材の温かみ溢れるものばかりです。

少し涼しくなるこの季節、木のぬくもりを感じるフォークで秋を感じてはいかがでしょうか。
秋のお月見に向けて揃えておきたい商品です。

継承される伝統、若手作家5人が手掛けるアート

こんにちは、メトロクス・フクオカです。
このたび、エヌクラフツに弊社オリジナルの新商品が加わりました。

バンブーグラフィック
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バンブーグラフィック
大分の若手竹職人による、立体的でリズム感のあるウォールオーナメントです。
タイプはこちらの5種類。

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ござ目 / ボーダー、輪弧 / サークル、亀甲 / ボックス、
もろこし / グリッド、波網代 / ハーフ。
このバンブーグラフィックは、伝統的な編み方をベースにしていて、
名称はそれぞれの竹の編み方から由来しています。

 

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例えば、6本の竹ひごを組み、編み目が六角形に見える六つ目模様に編む技法
「六つ目編み」をアレンジしたのが「亀甲 / ボックス」。
3本ずつ、それぞれ色を変え、規則的な模様に編んでいて、離れて見ると、
立方体が並んでいるように浮かび上がるグラフィカルな作品です。

その他の編み方についても詳しくご紹介しているので、特集ページもぜひご覧ください。
>> バンブーグラフィック特集ページ

 

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これは昨年の秋に大分県の別府訓練支援センターへお邪魔したときの写真。
竹の伝統的な編み方を紹介しているエリアの壁面です。
中央付近は「輪弧編み」のいろいろなパターン。

 

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こちらは「網代編み」のパターンなど。グラフィックのようですよね。
竹の編み方のバリエーションがこんなにあることに加え、細かな模様なども
描くように表現できることに驚きと奥深さを感じました。

 

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こちらも竹のプロダクト「SKランプ」。竹とアクリル素材が融合した照明です。

 

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竹とアクリルの結合部分をよ~く見てみてください。
「輪弧編み」です。

 

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こちらはバンブーグラフィックの「輪弧編み」のアップ。
奥に見える輪の部分が層になっていますね。
SKランプはこの層の部分にアクリルを挟み込み、完成しています。
なので、留め具が一切ない美しいシェードに仕上がっているんです。

 

今回発売したバンブーグラフィックは単なる平面ではなく、竹の編み目による
奥行きや立体感を感じられる製品です。
そして、伝統的な技法を別府の若手作家さん5人(20代~40代のお若い方ばかり)が
アレンジを加え、現代的に仕上がっています。
若い方たちの手で伝統の技術が継承されていく、
その一端を担うプロダクトになってくれたらと私たちは願っています。

くわしくはこちら
>> バンブーグラフィック特集ページ

 

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おまけ:別府訓練支援センターで見つけたもの。
アクリル?ガラス?に竹が包まれている、ペーパーウェイト。
この製品も竹の編みのおもしろさをグラフィックとして捉えたプロダクトですね。

大橋重臣さんの工房にお邪魔しました。

こんにちは。メトロクス・タカハシです。
先週、九州出張で大分県別府市に行ってきました。

SKランプ
別府は竹細工の歴史が深い町で、エヌクラフツのSKランプを製作して頂いている竹細工
の作家さんも別府を拠点に活動されている方は多いです。

今回は、そんな竹細工職人の一人、大橋重臣さんの工房にもおじゃましてきました。
大橋さんは2015年にメトロクスで開催したエキシビション「bamboo works世代と国境を
越える竹工芸」のときもお世話になった作家さんです。
大橋さん工房
この日の工房内には製作途中の竹のランプシェードがたくさんありました。
大橋さんは日用品はもちろん、スケールの大きいモニュメントもお作りになられています。
写真はお見せできませんが、工房内には大型モニュメントの試作サンプルとして
縮小サイズで作られていた模型もあり、独創的な造詣には竹という素材に無限の
可能性を感じずにはいられません。

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壁にも所狭しと竹かごやざるなど大橋さんの作品が置かれています。

大橋さん工房
おもてなし頂いた応接間には、マックス・ビルのヴィンテージポスターも!
その周りには大分の山で拾ったという蜂の巣や鳥の巣、鹿の角から落ち葉まで、自然が
作り出した造詣がいっぱいです。最近はお子さんが山で拾ってくることもあるんだとか。

大橋さんの人柄とセンスが感じられる素敵な工房でした。

別府には別府市竹細工伝統産業会館という竹の工芸品から美術品を
多く所蔵されている施設もありますので、大分県に行かれる際には是非お立ち寄りください。

温もりを感じる籐のかご「Hile」

こんにちは、メトロクス・タカダです。

本日のブログでは、新たに取り扱いを開始いたしました籐製品についてご紹介いたします。

商品画像
Hile(ハイル)/ブランド:ツルヤ商店/デザイナー:小野 里奈

製造しているのは、山形県に工場を構える「ツルヤ商店」。メトロクスでも籐の壁掛けミラー「wawa」の製造をお願いしているメーカーです。

ツルヤ商店はなんと、明治40年に「会田ツル細工店」として創業。現在では数少ない国産にこだわった籐加工メーカーとして知られており、職人さんの手仕事にこだわり、時代に流されない籐製品をつくり続けています。

そんな、ツルヤ商店から2016年に発表された新商品がこの籐製かご「Hile(ハイル)」です。

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デザインは、「2004年富山プロダクトデザインコンペティショングランプリ」「2005年コクヨデザインアワード審査員特別賞」「2006 MUJI AWARD 01 銅賞」などの受賞歴を持つ「小野 里奈(おの りな)」さんが担当。女性らしい柔らかい佇まいと、時代を超えて愛されるシンプルな形が特徴です。

種類は全部で9種類、縁の形が「ラウンド」「スクエア」「オーバル」の3型あり、それぞれ「乱れかご(浅)」「脱衣かご(深)」「脚付」の3パターンご用意しております。

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ハイル 乱れかご ラウンド ¥10,800(税込)スクエア ¥11,340(税込)オーバル ¥11,880(税込)

01_脱衣かご_3種
ハイル 脱衣かご ラウンド ¥12,960(税込)スクエア ¥13,824(税込)オーバル ¥14,580(税込)

01_脚付きかご_3種
ハイル 脚付 ラウンド ¥25,380(税込)スクエア ¥26,460(税込)オーバル ¥27,540(税込)

昔から親しまれてきた籐かごは家の中でも重宝しますが、現在の住環境の中で使うには少しサイズが大きいものでした。そこで、籐かごのディテールはそのまま、いまの暮らしに馴染むサイズに見直し、素材を吟味し、籐の素肌が美しく、しなやかで軽量な“ちょうどいい籐かご”になりました。

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身近な場所にちょこんと置いて、身の回りのものをおおらかに収納します。

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例えば、高さ約60cmの脚付かごは、ブランケットなどを入れてベッドサイド、ティッシュケースやTVのリモコンを入れてテーブルの下、本や雑誌を入れてソファの横など、様々な場所で活躍します。

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従来のかごは、籐(ラタン)を編んだり巻いたりして強度を出していましたが、Hileシリーズはフレームに太い素材を使い、その質感を大切にしながら軽く柔らかな風合いを醸し出しています。

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底面には、美しい八目編みが施されています。

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お部屋の中で過ごす時間が増えるこの季節ですが、木や籐など、自然の素材は視覚的にも暖かく、温もりを感じることが出来ます。日常生活に柔らかく寄り添う、そんなアイテム。是非、この機会にご検討ください。

メトロクス東京では、実物を展示しておりますので、実際に触れていただくことが可能です。お時間がございましたら、お立ち寄りいただけると嬉しいです。

大分県別府に行ってきました

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こんにちは、メトロクス・フクオカです。
竹細工の土地として知られる大分県別府に行ってきました。

エヌクラフツSKランプ制作に携わっていただいている竹細工の作家さんたちも
みなさん、別府で活動されています。

<別府竹細工の歴史>
別府竹細工の起源について「日本書紀」の記述によると、人皇12代景行天皇が
九州熊襲征伐の帰りに別府に立ち寄った際、お供の膳伴(台所方)が、良質の
シノダケが多いことを発見し、メゴ(茶碗籠)をつくったことがはじまりとさ
れています。 本格的に工芸品として扱われるようになったのは室町時代からだ
とされ、行商用の籠が販売のために生産されるようになり、竹細工の市場が整
備されていきました。
昭和13年には大分県工業試験場別府工芸指導所(現 大分県立竹工芸訓練
センターの前身)が大分県により設立されました。そして今日においても、
日本で唯一の竹工芸の専門訓練校として、多くの技術者を輩出し続けています。
(別府市竹細工伝統産業会館より引用)

 

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というわけで、大分県立竹工芸訓練センターにおじゃましてきました。

 

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2年制、定員10名。狭き門のようです。
訪問したときは1年生の方々がせっせと作業をしていらっしゃいました。
みなさん黙々と手を動かしておられ、集中されているようすでした。

 

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油抜きをした竹を乾燥しています。約6メートル!
この長さを竹を釜でゆでて油抜きするそうです。

 

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余分な油分を抜くこと事により、汚れ落とし、ツヤだし、カビ防止という作用があり、
耐久性を高める効果があるのです。
乾燥の終わった竹は竹倉庫で保管されます。

 

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作るものの長さに合わせて、竹ひごに加工。1本1本、手作業です。
力も要れば根気も要る作業!

 

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やっとこれで編める状態の竹に。ここから編みの作業に入っていきます。
ひとことに竹細工といっても、作るだけではなく、材料の調達から始まり、
編むまでの下準備にはこれだけの手間がかけられているんですね。

 

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センターの中には様々な工芸品が展示されたスペースも。

 

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これはいろんな編み方の見本。
編みによって生まれる模様はグラフィックアートのよう。

 

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豆腐かご。とても綺麗です。今は豆腐を入れることはしないですが、様々な収納に使えそうですね。
これのワークショップがあったらやってみたいな~

 

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手作業では困難な特殊な加工用の機械がたくさん。卒業生も時間貸しで使用できるとのことで、
作家さん同士の交流の場にもなっているようです。

 

 

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何十年も前の卒業制作。迫力がありました。

 

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次に別府市竹細工伝統産業会館へ。撮影不可なのでエントランス付近のみの写真だけ。
海外では、美術品(アートピース)としての需要があるそうで、普段見慣れた「道具」とは違う
「オブジェ」がたくさんありました。どれも細工が細かくて惚れ惚れ…

 

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竹に限らず、工芸品の魅力はやはり、手作業で作り手の想いが入っているところ。
竹細工については、目を見張る細かな細工や、竹を裂いて竹ひごにし、それを編むことで
立体にしていく、しかもその過程で文様まで生み出すということに感服しました。

以上、竹工芸の魅力について触れた日でした。

 

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エヌクラフツの竹製品はこちら
SKランプ(生産地:大分県別府)

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竹のカトラリー(生産地:大分県由布)

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