古くからの手仕事と新しい感性

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

こんにちは、メトロクス・タカダです。

さて、今回は、伝統的な技術やノウハウを持つ老舗メーカーと、現代に活躍するプロダクトデザイナーとのコラボレーションによって生まれた人気アイテムをご紹介いたします。

長年培われた確かな技術と品質に、今の暮らしを見つめる新しい感性が加わった良質な製品はいかがでしょうか。

col.(カラー)

「col.(カラー)」は、伝統工芸の技術を用いながら枠にとらわれない自由な発想をコンセプトに、日本の手仕事を身近なライフスタイルへ提案しているブランドです。石川県山中漆器で知られるメーカーの一つ、1930年創業の「畑漆器店」が手掛けています。
デザインは、イトウケンジとウミノタカヒロにより2008年に結成された若手デザインユニットの「MUTE(ミュート)」によるもの。

こちらのカラーのシリーズの一つ「BORDER(ボーダー)」は、3色の異なった配色が美しいキャニスター。

col197902-min

1段ずつカラーが塗り分けられており、重ねるとボーダー柄のように見えます。

col197903-min
col. ボーダー  7,020円(税込)

また、同じくカラーシリーズの「hako(ハコ)」はマルチに使えるキャニスター。お裁縫道具を入れたり、お菓子を入れたり、重ねて収納も出来る小さな容れ物です。

hako_L-min

机上の小さな物の収納場所やアクセサリーケースとしても。

col198105-min
col. ハコ 4,104円~8,100円(税込)

いずれもウレタン塗装が施されており、お料理にもお使い頂け、食卓が一層華やかに彩られます。器と蓋の収まりも良く、石川県山中温泉で450年培われてきた、山中漆器の高い「ろくろ挽き」の技術がしっかりと用いられたモダンな工芸品です。

つどい鉢

家族が集う時、友人が会する時、夫婦が寄り添う時。食卓の真ん中で会話や笑顔が交わる場所、皆が集まる心穏やかな時間に添える、そんな器です。

デザインは、多くのプロジェクトでご活躍されている、東北芸工大出身のデザイナー、小野里奈氏によるもの。
古くから作られてきた器を、現代の食卓の風景に馴染むよう再考して制作されました。

岐阜県の美濃焼メーカーの中でも技術の高い、「小田陶器」と「深山」により、素材や焼成温度などにもこだわり製造されています。

20190625_0002

20190625_0001
つどい鉢 3,240円~5,400円(税込)

hairu(ハイル)

1907年に山形県で創業した籐製品加工メーカー「ツルヤ商店」による「hairu(ハイル)」シリーズ。ソファの横やベッドサイド、洗濯機の上、テーブルの下、身近な場所にちょこんと置いて、ブランケットやタオル、雑誌やおもちゃなど身の回りのものをおおらかに収納します。

こちらも、つどい鉢と同じデザイナー、小野里奈氏によるデザインです。

時代のニーズに応えながらも、時代に流されない籐家具を作り続けてきたツルヤ商店の手仕事により、ハイルが完成しました。

hile09-min

昔から親しまれてきた籐かごは家の中でも重宝しますが、現在の住環境の中で使うには少しサイズが大きいものでした。

hile349102-min

そこで、籐かごのディテールはそのまま、いまの暮らしに馴染むサイズに見直し、素材を吟味し、籐の素肌が美しく、しなやかで軽量な“ちょうどいい籐かご”になりました。

hile349502-min

ハイル 10,800円~27,540円(税込)

いかがでしたでしょうか。

古くから作られてきた手仕事の丁寧さや、伝統工芸ならではの味わいがありながら、今の暮らしを考えられたデザインがどれも魅力的です。

「伝統工芸品」と言うと、縁遠いイメージを持たれる方も少なくないと思いますが、まずは、こうした空間を問わずに気軽に使えるクラフトアイテムから、和洋の隔てなく生活に取り入れてみるのもよいかもしれません。