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書籍紹介「竹のあかり」「ハーマンミラー物語」

こんにちは、メトロクス・タカダです。

メトロクスのお店の一角には、建築や美術、工芸、プロダクトデザインなどの書籍が多く並べられています。本日のブログでは、その中から私のおすすめという事で、以下の2冊についてご紹介させていただきたい思います。

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さて、まずはこちらです。

「竹のあかり-近藤昭作の仕事-」
竹のあかり―近藤昭作の仕事

この本は、近藤昭作氏がこれまでに手掛けた「竹のあかり」と、それらが使用されている各地の旅館や飲食店のインテリアが映された作品集です。

カメラを担当した松藤庄平氏のねらいであった「生活のにおいのある臨場感」をしっかり感じることができる良い写真ばかり。地方への取材を含め、現場には近藤氏自身も同行していたようで、ところどころに氏が映り込んでいる点も物語性があって楽しめるポイントです。

冒頭では、原寸大の図面から竹を編み上げる工業的な手法を確立した氏の功績に対するオマージュの言葉から始まり、永年の付き合いにある人物が「近藤さんと私」という大きなテーマの元、それぞれに語るエッセイも収録されており、読みごたえも十分です。

ヤマギワより発売されていた「竹のあかり」は、残念ながら既に生産終了となっていますが、2015年にメトロクスより復刻生産が実現しています。
是非、詳細はこちらよりご覧ください。

続いてはこちらです。

「ハーマンミラー物語 イームズはここから生まれた」
ハーマン ミラー物語 イームズはここから生まれた

こちらの本は、戦後すぐにいち早くフリーランスとして独立し、日本のデザイン界を牽引してきたデザイナー渡辺力氏の著書で、ハーマンミラーを舞台にイームズ夫妻やネルソン、ノグチまで、交流のあった彼らの素顔を独自の視点で描き出しています。

アメリカ工業デザインの現場を見学するため柳宗理氏と共に渡米したことをきっかけに、その後、ネルソンやイームズ夫妻と親交を深めていった渡辺力氏。

当時、日本での取り扱いが始まったばかりのハーマンミラー製品について、深く理解している人間がいないということが気づきとなり、自身の企画持ち込みによって、1976年から雑誌『室内』で連載「ハーマン・ミラー物語」をスタートさせました。こちらの本は2003年にそれを1冊にまとめ、単行本化となったものです。

リアルタイムでその時代を経験したものにしかわからない興奮や、イームズ夫妻をはじめ、デザインの立役者となった彼らと面識のあった氏ならではの語り口調が魅力の一冊です。

現在、メトロクスでは、こちらの著者である、デザイナー渡辺力氏のポップアップショップを開催しております。是非こちらより詳細についてご覧ください。

尚、店頭には、今回ご紹介させていただきました書籍について、自由にご覧いただくことができるものをご用意しておりますので、お気軽にお越しください。

手に入れたい方は、オンラインショップ、または書店で購入することができるかと思います。是非、読んでみてください。

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最後までご覧いただきありがとうございました。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

英国生まれのスリップウェアとジャパニーズモダン

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こんにちは、メトロクス・フクオカです。
実に2年ぶりの入荷!待ちに待った方も多いのではないでしょうか。
わたしもその一人です。

益子で作陶されている人気作家 伊藤丈浩さんのスリップウェア
再入荷いたしました~!!
地域の原料を出来る限り用い、モダンさと素朴さをあわせ持った新たな益子焼は、
若い方を中心にファンが拡大中。
欠品続きだったのですが、以下のアイテムが入荷してきています。

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コーヒーカップ&ソーサー(メトロクス限定)
丸皿の一部
だ円洋皿の一部
角鉢の一部です。
くわしくはこちらをご覧ください。
取扱いアイテム一覧

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伊藤丈浩さん。

 

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以前、工房を訪ねたときのようす。
模様を描くための道具や益子の民芸品などが置いてありました。
(これ以降に新しい作業場へ引っ越しされています)

 

スリップウェアとは、17~19世紀にかけてイギリスで用いられた技法で、
器の表面に泥状の化粧土(スリップ)で模様を描くのが特徴。
泥で模様を描く?どうやって模様を描いているのでしょう?

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下地となる焦茶色の泥を掛け流し、余分な泥を振るい落とします。

 

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容器に入れた白い泥を絞り出し模様を入れます。スピードや正確さが問われる作業です。

 

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別方向から模様を加えていきます。

 

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杉綾の模様ができました。このまま表面の粘土を乾燥させます。

 

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焼きあがりはこんな感じ。

 

食卓や食材が華やかに映えるスリップウェア、ぜひお手にとってみてください。

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大谷哲也さんの平鍋入荷!

こんにちは。メトロクス、ヨダです。
先日、大谷さんの平鍋が入荷しました!
入荷したのは、「平鍋 並 Φ180」「平鍋 深 Φ180」「平鍋 深 Φ210」の3種。

平鍋_並平鍋_深
左: 平鍋 並
右: 平鍋 深

この磁器の鍋は本当にいろいろな使い方が出来るのです。
鍋、というネーミングでは表現しきれないくらいです。
すき焼きなどの鍋物はもちろん、ケーキを焼いたり、パンを焼いたり、煮込んだり、
焼いたり、オーブンに入れたり。磁器なので、金属とは違い、料理したものの温かさを
逃がしにくいのも特徴。

今時期は、涼しげな冷たい麺を盛り付ける器としていかがでしょうか。
平鍋_深

パスタなどを盛り付ける大皿としても。
平鍋_パスタ

平鍋を使ったお料理の数々は、大谷さんのブログに掲載されています。
個人的には、イチジクのタルトが美味しそう…!と、見ているうちに
どんどん平鍋の魅力にはまります。

今回は、各数点づつの入荷で、次回入荷は未定です。
秋冬に向けてもとても活躍しそうな平鍋、この機会に是非!

そして今日はもう一つご紹介。上のパスタの画像に載っている、竹のカトラリー
これは、甲斐のぶおさんが大分の工房で作られているものです。
竹のカトラリー

その中でも夏にぴったりな魚型のフォークがあります。
私のおすすめは、「オリンピック」カラー。
魚フォーク
レッド、ブルー、グリーン、ナチュラル、ブラックと、オリンピックカラーを模した
5色のセット。ちょっと笑っているみたいな魚の顔がユーモラスです。
こちらは大サイズですが、小サイズもあります。

家に桃があったので、この魚フォークで頂きました。
桃
器は、メトロクスでは定番外ですが、以前手に入れた大谷さんのものです。
入れただけで桃がごちそうになりました。
魚フォークはすっとしたフォルムが器によく馴染み、
さらに金属と違って器に優しいのが良いです。

魚フォークは軽くて、パッケージに入っているので、ちょっとしたギフトにもぴったり。
今ならお盆前のお届けも間に合います!

Lueの工房へ行ってきました!

こんにちは。メトロクス・オノデラです。

少し前になってしまいましたが、6月下旬、岡山県瀬戸内市で、
真鍮を用いたカトラリーや雑貨を製作している、
菊地流架さん率いる『Lue』の工房に訪問しました!

工房02

工房

今回私が訪問した工房は、今までの工房が手狭になったとのことで、
6月上旬に新しく完成した工房です。
ちょうどお引っ越しされたばかりのできたてほやほや。

工房の中はというと・・・
ところかしこに機械や道具がたくさん配置されています。

工房内

道具02

道具

いろいろな道具に材料、見ているだけで楽しくなります。
金属加工できる一通りの機械類は工房内にすべて完備されているので、
だいたいの作業は工房でできるとのこと。

道具は特注で製作するものもあるそうです。
上の画像にあるハンマーのような道具も特注品。
スプーンの丸みを出すために金属をたたく道具です。
よくよくみると、持ち手の部分がバイクのハンドル!!

菊地さん
左:Lue(ルー)の菊地流架(きくちるか)さん

工房内には、製作過程のアイテムもたくさんありました。

フォーク

↑ これらの穴の開いた板は・・・

フルーツフォーク

↑ ベルトソーで穴を目がけてカットし、フォークのパーツになります。

定規

↑ メモリを腐食させた真鍮板。カットして定規に。

メトロクスで取り扱わせていただいている真鍮製のシューホーン

シューホーン

原型はこんな感じ ↓
効率的な材料取りができるよう、計算されています。

シューホーン01
シューホーン02

ボトルオープナーの材料もありました。

ボトルオープナー02

ボトルオープナー01

分厚い真鍮の塊。贅沢!

作業中

この日も、暑い中、スタッフのみなさんがもくもくと作業されていました。
実際に作っている現場にお伺いするのは新たな発見があってとても勉強になります。
このような環境で、こんな風に作っているんだと知ることで、ますます愛着が湧きます。

おまけ

私が訪問したときは、まだ工事中でしたが、工房の2階には、
菊地さんがセレクトしたアパレルや雑貨などのアイテムを取り扱う
ショップがオープン予定です!
まだまだ準備中でしたが、とても素敵な空間でした。
完成がたのしみです!!

ショップ

窓

2階の窓からは、田んぼの風景が。

そして、工房のお手洗いは、
トイレットペーパーホルダーも、洗面台の水受けトレイも菊地さんのお手製。
もちろん真鍮製です!

ペーパー

洗面台